地球環境にやさしい
山上木材が提案するバイオマスボイラ の燃料は、木質バイオマス(チップ、薪ペレット)です。燃焼するときに二酸化炭素は発生しますが、木が成長するときに二酸化炭素を吸収します。そのため、二酸化炭素の排出量と吸収量は、プラスマイナスゼロになる、カーボンニュートラルの仕組みのひとつです。
化石燃料に比べ、
価格が安定
熱利用施設は、灯油やA重油を使用することが多いですが、海外の状況によっては倍近くなることもあります。温浴施設は急に料金を上げることは難しく、ハウス栽培では採算が合わなくなります。安定価格によるリスク回避は大きなメリットといえます。
国内、地域の
経済循環
化石燃料は輸入資源であり、資金が国外に流出します。一方、木質バイオマスの原料は、地域の山の木です。山を所有する人や製材所をはじめとした地域に新たな所得と雇用を生み出すことができ、地域内の経済循環が期待できます。
プランニング
サポートの質
バイオマスボイラは、使用燃料を想定し供給体制を確認した上で導入することが重要です。乾燥チップか、生チップか、ペレットか。燃料によって、使用するボイラが異なります。
特に行政の場合、役所がプランニング・予算・導入を担当し、燃料供給は森林組合や製材所に依頼するケースも多く、連携が取れておらず、ミスマッチが起きるケースもあります。導入したボイラに適した燃料が、地域で供給されていないといった話もあります。
最初の打ち合わせ段階から、地域の燃料を選定した上でボイラの導入をサポートしてくれる企業を選ぶ必要があります。
メーカーメンテナンスと
拠点数
トラブル発生時の対応は、企業の見極めに欠かせません。地域に対応可能な企業があるのが理想的ですが、全国にメンテナンス網を持つ会社であれば、万が一のときにもスムーズな対応が可能です。
導入実績
バイオマスボイラは、導入すれば終わりではありません。メンテナンスを行い、継続的に使用する設備です。だからこそ導入実績があるか、長期に渡り使用されているかを確認することが大切です。
バイオマスボイラを選ぶ基準は
求める熱出力
燃料の形状
燃料の水分量
以上の3つです
バイオマスボイラの導入においてミスマッチが発生しやすいのがこの三点になります。
バイオマスボイラと言っても、熱出力や使用する燃料により、機器形状や付帯設備に大きな違いがあります。
導入する施設に最適な熱出力で、地域で入手可能な形状の燃料(ペレット、薪、チップ)に対応した機器を選ばなくてはいけません。
チップや薪に関しては水分が多いのか、少ないのかも選定の重要なポイントです。