木質バイオマス
エネルギーの利用

木質バイオマスを取り扱う
3つの目的

新たな事業の誕生

山上木材では、建築用の製材中心から土木関係へと木材事業をシフトしました。その中で、さらに新たな事業として今後の拡大を見込んでいるのが、バイオマスボイラ です。
山上木材には、自社の製材所がありますから端材をチップにし、燃料を提供することができます。また各地にメンテナンスに行く中で、さまざまな横のつながりを形成していることから、敷地内に燃料をリザーブし、安定した供給を行うことも可能です。

新しいお客様と
つながるためのきっかけ

材木屋として木を販売する中で、木を扱う多くの事業所の方々との出会いがありました。しかし、その一方で、材木以外の事業所、施設との出会いが困難であったことも事実です。今後は温浴施設や農業関係施設といった新規ユーザーとつながるためのひとつのきっかけとして、活用予定です。

地域の里山保全

山上木材には、「いずれは、山の森林施業にも携わりたい」との思いがあります。現状、里山にお金をかけて管理したとしても、利益を出すことは難しいです。しかし、バイオマスボイラの普及により、山の存在や価値の見直しが期待できます。
いずれは、依頼を受けて伐採した上で、使える木は製材、使えない木は燃料として販売することで、伐採の費用を確保し、余剰金を山主さんに払えるような仕組みづくりを目指しています。